古文書と書道な日々
古文書や書道で出会う日々の感動や疑問などを徒然なるままに。
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- 2024/11/14 (Thu) |
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イライラの語源
- 2015/01/22 (Thu) |
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苛む(さいなむ)は、苛苛(いらいら)するとも読む。
英語では、irritate(イラテイト)で、イライラさせる。
「苛苛する」は、英語と日本語で、イライラとイラテイト。
発音が似ている。
お茶は、英語でtea(ティー)。
「ちゃ」という音が似ているのは、語源が同一だから。
イライラするも、意外に語源が同一かもしれない。
もちろんこれは飛躍しすぎる考かもしれない。
イライラの気持ちを東と西で同じように発音しているといのは、その気持ちを「イラ」という言葉で表現するのが適切に感じたからだろう。
大変興味深いと思う。
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日本で必要な漢字数
小学校で習う漢字 1006字
中学校で習う漢字 1000字程度
高校で習う漢字 1000字程度
常用漢字 2136字(漢字検定2級)
漢字検定 準1級対象漢字数 約3000字
漢字検定 1級対象漢字数 約6000字
ちなみに、大漢和辞典は5万字以上。
漢字検定で必要とされる字は、それに比べるととても少なく見える。
それでも、漢字検定は難しい。
2000字覚えていたら、普段の生活に困ることはなく、
3000字で漢字が博学な方、
6000字で、漢字博士レベルだろう。
一つ一つの文字だけなら、6000字も覚えられるのかもしれない。
また少し勉強しようかという気になっている。
漢字検定も実は挑戦したことがあり、2級は持っている。
準1級は3回受けて200点満点中150点台までは2度行ったが、あと数点行かずにそのままになってしまった。
四字熟語が辞書二冊で勉強しても、試験に半分全く見たことの無いものが出題され、四字熟語の難しさに諦めてしまった。
2級までは普通の勉強で受かるが、どの資格試験でもそうであるように、準1級からは生半可ではできないということは漢字検定でも同じだった。
毛筆検定も漢字検定も、しばらく受ける気は失せている(自分にかけるお金は子供にかけたい)が、子どもと一緒に楽しんで勉強する材料にはなると思う。
中学校で習う漢字 1000字程度
高校で習う漢字 1000字程度
常用漢字 2136字(漢字検定2級)
漢字検定 準1級対象漢字数 約3000字
漢字検定 1級対象漢字数 約6000字
ちなみに、大漢和辞典は5万字以上。
漢字検定で必要とされる字は、それに比べるととても少なく見える。
それでも、漢字検定は難しい。
2000字覚えていたら、普段の生活に困ることはなく、
3000字で漢字が博学な方、
6000字で、漢字博士レベルだろう。
一つ一つの文字だけなら、6000字も覚えられるのかもしれない。
また少し勉強しようかという気になっている。
漢字検定も実は挑戦したことがあり、2級は持っている。
準1級は3回受けて200点満点中150点台までは2度行ったが、あと数点行かずにそのままになってしまった。
四字熟語が辞書二冊で勉強しても、試験に半分全く見たことの無いものが出題され、四字熟語の難しさに諦めてしまった。
2級までは普通の勉強で受かるが、どの資格試験でもそうであるように、準1級からは生半可ではできないということは漢字検定でも同じだった。
毛筆検定も漢字検定も、しばらく受ける気は失せている(自分にかけるお金は子供にかけたい)が、子どもと一緒に楽しんで勉強する材料にはなると思う。
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小学生の漢字の覚え方 教え方 勉強の仕方 (我が家の場合)
子供が小学生になり、一緒に漢字を勉強する機会が増えた。
まず、本人の沢山の漢字を覚えたいという希望により、小学校の漢字一覧表を出力した。
しょうがっこうでならうかんじ・教育漢字一覧
http://www001.upp.so-net.ne.jp/NYAO/db/kanji/
作ってくれた方には感謝だ。
だが、出力する際は、フォントを変えることをおすすめする。
ゴシック体や明朝体は誤字を覚えさせることになる恐れがあるからだ。
子供からも
「口は四角じゃなくて斜めだよね?(台形になること)」
などと言われてしまう。
フォントは少なくとも教科書体や楷書のものにした方がいい。
しかし、教科書体も問題が多いとは言われている。
これは、学校教育と古来からの書と活字化からの矛盾からだろう。
例えば、小学校では糸へんを糸のまま教える。
「楷書」の糸へんのただしい字は、「小でなく点を3つ」だ。
「糸」のままの部首の字は本来は存在しなかったが、活字になるにあたって、存在してしまっている字と考えた方が良いのかと思う。
令という字も、ゴシックのままの表記は古来の漢字としたら存在しない字で、子供がこのように覚えたら好ましくない。
(思うに、康煕字典あたりからこの字が使われたのでは、と推測する。康煕字典は問題の多い辞書だが、明朝体の元となったと言われる)
余談だが、書き順について。
「上」の書き順も問題。
正しい下記順は、横縦横。中国日本古来から共通。
なのに、現代の学校では、縦横横、と教える。
その書き順で育った場合、行書や草書の「上」の字と矛盾がうまれることに教育現場は気づいてほしい。
こういう表記の揺れや学校教育の矛盾は、他にもあり、親としても指導するのに悩ましいが、
両方教えるという形で対応しようと考えている。
小学校で習う漢字は1006個。
中学校では教科書によって違うが、常用漢字がほとんど使えるようになるというのが目標らしい。
常用漢字2,136個なので、中学では約1100個覚えるのだろう。
子供は、できるだけ沢山の漢字を覚えたいというので、常用漢字リストを出力した。
常用漢字一覧(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E7%94%A8%E6%BC%A2%E5%AD%97%E4%B8%80%E8%A6%A7
もちろんこのまま出力ではなく、エクセルに落として加工した。
順番を部首順にした。
学校では、頻出文字と思うものから教えて行くが、あわせて部首で覚えさせるのも一つの手だと思う。
似たような字を覚える方が、新たに全く字形が違うものを子供にとっては簡単なことだということが、自分の子をみて感じる。
パズルやゲームに近い感覚で新たな字を覚えていく。
例えば、「雫」という漢字は、中学でも習わない類の難しい漢字として大人には印象付けられているが、
子供から見たら、雨も下も簡単な漢字であり、アニメ(「耳をすませば」の主人公)の影響もあり、すぐに覚えていた。
「電」と「雷」も、子供から見たら、差は「毛が生えた」くらいの差で覚えやすい。
(雷が雨に田なのは、かみなりを稲妻といい、かみなりが多い年は豊作だったことと多少関係あるのかもしれない、などと今思った)
「皿」と「血」については、子供は「ハエがとまった」と言っている。
「大」と「犬」について、学校で「ハエがとまった」と教えたらしく(いい教え方だと思う)、
「皿」と「血」もハエが止まるか止まらないかの差だということだそうだ。
魚偏の漢字などは、大人から見てもとても面白いので、一緒に覚えようとしたところ、
常用漢字では「魚」「鯨」「鮮」のたった3つしかなかった。
せめて、「鰯」や「鮭」ぐらいあっても、すぐに覚えられるだろうに、ということで我が家では沢山覚える予定だ。
「空」と「穴」は一緒に覚えていた。本人が空の上部を「穴みたい」と気づいていた。
そうだ、それは「あなかんむり」だ。
親の方が失念していた。
漢字は分解すると、カタカナや別の簡単な漢字になるお陰で、小さい時から部首にふれさせた方が、沢山覚えられるかもしれない。
こうやって覚えていくと、たった2000個と思える。
もしかすると、すぐに覚えるかもしれないと、うっすらと期待している。
まず、本人の沢山の漢字を覚えたいという希望により、小学校の漢字一覧表を出力した。
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http://www001.upp.so-net.ne.jp/NYAO/db/kanji/
作ってくれた方には感謝だ。
だが、出力する際は、フォントを変えることをおすすめする。
ゴシック体や明朝体は誤字を覚えさせることになる恐れがあるからだ。
子供からも
「口は四角じゃなくて斜めだよね?(台形になること)」
などと言われてしまう。
フォントは少なくとも教科書体や楷書のものにした方がいい。
しかし、教科書体も問題が多いとは言われている。
これは、学校教育と古来からの書と活字化からの矛盾からだろう。
例えば、小学校では糸へんを糸のまま教える。
「楷書」の糸へんのただしい字は、「小でなく点を3つ」だ。
「糸」のままの部首の字は本来は存在しなかったが、活字になるにあたって、存在してしまっている字と考えた方が良いのかと思う。
令という字も、ゴシックのままの表記は古来の漢字としたら存在しない字で、子供がこのように覚えたら好ましくない。
(思うに、康煕字典あたりからこの字が使われたのでは、と推測する。康煕字典は問題の多い辞書だが、明朝体の元となったと言われる)
余談だが、書き順について。
「上」の書き順も問題。
正しい下記順は、横縦横。中国日本古来から共通。
なのに、現代の学校では、縦横横、と教える。
その書き順で育った場合、行書や草書の「上」の字と矛盾がうまれることに教育現場は気づいてほしい。
こういう表記の揺れや学校教育の矛盾は、他にもあり、親としても指導するのに悩ましいが、
両方教えるという形で対応しようと考えている。
小学校で習う漢字は1006個。
中学校では教科書によって違うが、常用漢字がほとんど使えるようになるというのが目標らしい。
常用漢字2,136個なので、中学では約1100個覚えるのだろう。
子供は、できるだけ沢山の漢字を覚えたいというので、常用漢字リストを出力した。
常用漢字一覧(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E7%94%A8%E6%BC%A2%E5%AD%97%E4%B8%80%E8%A6%A7
もちろんこのまま出力ではなく、エクセルに落として加工した。
順番を部首順にした。
学校では、頻出文字と思うものから教えて行くが、あわせて部首で覚えさせるのも一つの手だと思う。
似たような字を覚える方が、新たに全く字形が違うものを子供にとっては簡単なことだということが、自分の子をみて感じる。
パズルやゲームに近い感覚で新たな字を覚えていく。
例えば、「雫」という漢字は、中学でも習わない類の難しい漢字として大人には印象付けられているが、
子供から見たら、雨も下も簡単な漢字であり、アニメ(「耳をすませば」の主人公)の影響もあり、すぐに覚えていた。
「電」と「雷」も、子供から見たら、差は「毛が生えた」くらいの差で覚えやすい。
(雷が雨に田なのは、かみなりを稲妻といい、かみなりが多い年は豊作だったことと多少関係あるのかもしれない、などと今思った)
「皿」と「血」については、子供は「ハエがとまった」と言っている。
「大」と「犬」について、学校で「ハエがとまった」と教えたらしく(いい教え方だと思う)、
「皿」と「血」もハエが止まるか止まらないかの差だということだそうだ。
魚偏の漢字などは、大人から見てもとても面白いので、一緒に覚えようとしたところ、
常用漢字では「魚」「鯨」「鮮」のたった3つしかなかった。
せめて、「鰯」や「鮭」ぐらいあっても、すぐに覚えられるだろうに、ということで我が家では沢山覚える予定だ。
「空」と「穴」は一緒に覚えていた。本人が空の上部を「穴みたい」と気づいていた。
そうだ、それは「あなかんむり」だ。
親の方が失念していた。
漢字は分解すると、カタカナや別の簡単な漢字になるお陰で、小さい時から部首にふれさせた方が、沢山覚えられるかもしれない。
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貫名菘翁 ぬきなすうおう に対する勘違い
貫名菘翁にはちょっとした勘違いを抱いていた。
と言っても大した話でない。
長いこと、「ぬきなすうおう」のことを「ぬきなすおう」
だと思っていた。
漢字なら、「貫那須王」か何かと想像していた。
耳でしか聞いたことがなかった。
名前は何度か聞く機会があった。
一般的にどれほど知名度があるか知らないが、書家の間ではわりと有名な書家であったので、知り得る機会はあったはずなのに、調べようとしていなかった。
書写検定を受けるにあたって、貫名菘翁の名前が出てきて、初めて「ぬき なすおう」ではなく「ぬきな すうおう」
漢字も「貫那須王」ではなく、「貫名菘翁」だということを知った。
貫名菘翁は幕末の書家で、まだそれほど古い歴史と評価があるわけでないお陰で、意外な場所で彼の作品を見かけることがあるらしい。
そんな噂と勘違いと、臨書も経験なく、薄い思い出しかないのだが、こんなおかしな思い出のお陰で、試験の際は忘れることはなかった。
勘違いもたまには悪くないかもしれない。
と言っても大した話でない。
長いこと、「ぬきなすうおう」のことを「ぬきなすおう」
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漢字なら、「貫那須王」か何かと想像していた。
耳でしか聞いたことがなかった。
名前は何度か聞く機会があった。
一般的にどれほど知名度があるか知らないが、書家の間ではわりと有名な書家であったので、知り得る機会はあったはずなのに、調べようとしていなかった。
書写検定を受けるにあたって、貫名菘翁の名前が出てきて、初めて「ぬき なすおう」ではなく「ぬきな すうおう」
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貫名菘翁は幕末の書家で、まだそれほど古い歴史と評価があるわけでないお陰で、意外な場所で彼の作品を見かけることがあるらしい。
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「云」という漢字
云
云うで「いう」
云々(うんぬん)のうん
ここに
などと読む。
意味は、「曰く」に近いらしい。
云という漢字は、
雲
や
伝
につかわれている。
雲とは、雨になるということを云う(教える、伝える)もの、
伝とは、人が云っていることを教えること、
と、独自に解釈してみた。
ただ、伝という字は、もともと、「傳」であり、「伝」の字形は草書から来たもののように思う。
日本でも明治時代くらいまでは傳であったと思われる(未確認だが。少なくとも江戸時代は傳のみを古文書に見る)
が、雲は雲以外の字形はみたことがない。
そして結局、雲と伝は云という字を使っていたとしても同じ解釈をすることはできないのではという結論に達した。
大漢和も調べずにこのような見解を述べるのは浅学ぶりを晒すようだが、なんだかんだ雑事に追われてブログ更新もままならなずに放置してしまった経緯から、このような薄い記事を上げることにしました。
云うで「いう」
云々(うんぬん)のうん
ここに
などと読む。
意味は、「曰く」に近いらしい。
云という漢字は、
雲
や
伝
につかわれている。
雲とは、雨になるということを云う(教える、伝える)もの、
伝とは、人が云っていることを教えること、
と、独自に解釈してみた。
ただ、伝という字は、もともと、「傳」であり、「伝」の字形は草書から来たもののように思う。
日本でも明治時代くらいまでは傳であったと思われる(未確認だが。少なくとも江戸時代は傳のみを古文書に見る)
が、雲は雲以外の字形はみたことがない。
そして結局、雲と伝は云という字を使っていたとしても同じ解釈をすることはできないのではという結論に達した。
大漢和も調べずにこのような見解を述べるのは浅学ぶりを晒すようだが、なんだかんだ雑事に追われてブログ更新もままならなずに放置してしまった経緯から、このような薄い記事を上げることにしました。
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プロフィール
HN:
Suien
性別:
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