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古文書と書道な日々

古文書や書道で出会う日々の感動や疑問などを徒然なるままに。

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書道をやれば古文書を読めるか

古文書読解のため、書(道)家(書道家という言い方は本来は存在しない)、に読解を頼む方がいるようであるが、それは認識違いである。

書家になるための勉強に、古文書読解のそれはない。
強いていうなら、行書、草書に若干強いということだけである。
書家は、字の形をひたすら勉強する。
書いている内容については考える機会は少ないため、書いてある内容の研究はしない。
それが、現代の書家の立場ではないだろうか。

古文書、特に候文は、独特の言い回しや表記が多い。
たとえば「ば(は)かり」は計のくずし字の「斗」と書く。この字は、書家必携の五體字類の字とはかなり異なっている。
候も「、」になったり、にては「ニ而」になったりする。

書家になる場合は、古典の法帖を勉強するのだが、それは古代中国語か、日本人の書いたものでも中国語に近いもので、候分とはかなり違っている。

であるから、「古文書が読めないから近所のお習字の先生に読んでもらおう」、と考えても、先生方を困らせるだけである。

もちろん、書道の法帖にあるような、古代の古文書を読みたい、または、仮名で書かれた作品を読みたい、という場合は書家がいいかもしれない。
知識がある方なら、ある程度読めるかもしれない。

古文書、特に候文に出てくるいわゆる変体仮名と、書道の仮名作品に出てくる仮名は、主に使っているものが違う。

これは、感覚的なもので恐縮だが、候文の仮名と、万葉仮名の間が、書道仮名作品の仮名、という感じがする。時代的の流れも、同様なので、時代によって使われる仮名が違うのだろう。

というわけで、いわゆる旧家に眠っているような近世の古文書は、史学科を卒業した方が近くにいたら、そういう方に問い合わせた方が、正しい回答をもらえるのである。
さらに言えば、大学や古文書研究会等で長年研究されている方が一番読めるのである。
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