古文書と書道な日々
古文書や書道で出会う日々の感動や疑問などを徒然なるままに。
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- 2024/11/11 (Mon) |
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小学生の漢字の覚え方 教え方 勉強の仕方 (我が家の場合)
子供が小学生になり、一緒に漢字を勉強する機会が増えた。
まず、本人の沢山の漢字を覚えたいという希望により、小学校の漢字一覧表を出力した。
しょうがっこうでならうかんじ・教育漢字一覧
http://www001.upp.so-net.ne.jp/NYAO/db/kanji/
作ってくれた方には感謝だ。
だが、出力する際は、フォントを変えることをおすすめする。
ゴシック体や明朝体は誤字を覚えさせることになる恐れがあるからだ。
子供からも
「口は四角じゃなくて斜めだよね?(台形になること)」
などと言われてしまう。
フォントは少なくとも教科書体や楷書のものにした方がいい。
しかし、教科書体も問題が多いとは言われている。
これは、学校教育と古来からの書と活字化からの矛盾からだろう。
例えば、小学校では糸へんを糸のまま教える。
「楷書」の糸へんのただしい字は、「小でなく点を3つ」だ。
「糸」のままの部首の字は本来は存在しなかったが、活字になるにあたって、存在してしまっている字と考えた方が良いのかと思う。
令という字も、ゴシックのままの表記は古来の漢字としたら存在しない字で、子供がこのように覚えたら好ましくない。
(思うに、康煕字典あたりからこの字が使われたのでは、と推測する。康煕字典は問題の多い辞書だが、明朝体の元となったと言われる)
余談だが、書き順について。
「上」の書き順も問題。
正しい下記順は、横縦横。中国日本古来から共通。
なのに、現代の学校では、縦横横、と教える。
その書き順で育った場合、行書や草書の「上」の字と矛盾がうまれることに教育現場は気づいてほしい。
こういう表記の揺れや学校教育の矛盾は、他にもあり、親としても指導するのに悩ましいが、
両方教えるという形で対応しようと考えている。
小学校で習う漢字は1006個。
中学校では教科書によって違うが、常用漢字がほとんど使えるようになるというのが目標らしい。
常用漢字2,136個なので、中学では約1100個覚えるのだろう。
子供は、できるだけ沢山の漢字を覚えたいというので、常用漢字リストを出力した。
常用漢字一覧(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E7%94%A8%E6%BC%A2%E5%AD%97%E4%B8%80%E8%A6%A7
もちろんこのまま出力ではなく、エクセルに落として加工した。
順番を部首順にした。
学校では、頻出文字と思うものから教えて行くが、あわせて部首で覚えさせるのも一つの手だと思う。
似たような字を覚える方が、新たに全く字形が違うものを子供にとっては簡単なことだということが、自分の子をみて感じる。
パズルやゲームに近い感覚で新たな字を覚えていく。
例えば、「雫」という漢字は、中学でも習わない類の難しい漢字として大人には印象付けられているが、
子供から見たら、雨も下も簡単な漢字であり、アニメ(「耳をすませば」の主人公)の影響もあり、すぐに覚えていた。
「電」と「雷」も、子供から見たら、差は「毛が生えた」くらいの差で覚えやすい。
(雷が雨に田なのは、かみなりを稲妻といい、かみなりが多い年は豊作だったことと多少関係あるのかもしれない、などと今思った)
「皿」と「血」については、子供は「ハエがとまった」と言っている。
「大」と「犬」について、学校で「ハエがとまった」と教えたらしく(いい教え方だと思う)、
「皿」と「血」もハエが止まるか止まらないかの差だということだそうだ。
魚偏の漢字などは、大人から見てもとても面白いので、一緒に覚えようとしたところ、
常用漢字では「魚」「鯨」「鮮」のたった3つしかなかった。
せめて、「鰯」や「鮭」ぐらいあっても、すぐに覚えられるだろうに、ということで我が家では沢山覚える予定だ。
「空」と「穴」は一緒に覚えていた。本人が空の上部を「穴みたい」と気づいていた。
そうだ、それは「あなかんむり」だ。
親の方が失念していた。
漢字は分解すると、カタカナや別の簡単な漢字になるお陰で、小さい時から部首にふれさせた方が、沢山覚えられるかもしれない。
こうやって覚えていくと、たった2000個と思える。
もしかすると、すぐに覚えるかもしれないと、うっすらと期待している。
まず、本人の沢山の漢字を覚えたいという希望により、小学校の漢字一覧表を出力した。
しょうがっこうでならうかんじ・教育漢字一覧
http://www001.upp.so-net.ne.jp/NYAO/db/kanji/
作ってくれた方には感謝だ。
だが、出力する際は、フォントを変えることをおすすめする。
ゴシック体や明朝体は誤字を覚えさせることになる恐れがあるからだ。
子供からも
「口は四角じゃなくて斜めだよね?(台形になること)」
などと言われてしまう。
フォントは少なくとも教科書体や楷書のものにした方がいい。
しかし、教科書体も問題が多いとは言われている。
これは、学校教育と古来からの書と活字化からの矛盾からだろう。
例えば、小学校では糸へんを糸のまま教える。
「楷書」の糸へんのただしい字は、「小でなく点を3つ」だ。
「糸」のままの部首の字は本来は存在しなかったが、活字になるにあたって、存在してしまっている字と考えた方が良いのかと思う。
令という字も、ゴシックのままの表記は古来の漢字としたら存在しない字で、子供がこのように覚えたら好ましくない。
(思うに、康煕字典あたりからこの字が使われたのでは、と推測する。康煕字典は問題の多い辞書だが、明朝体の元となったと言われる)
余談だが、書き順について。
「上」の書き順も問題。
正しい下記順は、横縦横。中国日本古来から共通。
なのに、現代の学校では、縦横横、と教える。
その書き順で育った場合、行書や草書の「上」の字と矛盾がうまれることに教育現場は気づいてほしい。
こういう表記の揺れや学校教育の矛盾は、他にもあり、親としても指導するのに悩ましいが、
両方教えるという形で対応しようと考えている。
小学校で習う漢字は1006個。
中学校では教科書によって違うが、常用漢字がほとんど使えるようになるというのが目標らしい。
常用漢字2,136個なので、中学では約1100個覚えるのだろう。
子供は、できるだけ沢山の漢字を覚えたいというので、常用漢字リストを出力した。
常用漢字一覧(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E7%94%A8%E6%BC%A2%E5%AD%97%E4%B8%80%E8%A6%A7
もちろんこのまま出力ではなく、エクセルに落として加工した。
順番を部首順にした。
学校では、頻出文字と思うものから教えて行くが、あわせて部首で覚えさせるのも一つの手だと思う。
似たような字を覚える方が、新たに全く字形が違うものを子供にとっては簡単なことだということが、自分の子をみて感じる。
パズルやゲームに近い感覚で新たな字を覚えていく。
例えば、「雫」という漢字は、中学でも習わない類の難しい漢字として大人には印象付けられているが、
子供から見たら、雨も下も簡単な漢字であり、アニメ(「耳をすませば」の主人公)の影響もあり、すぐに覚えていた。
「電」と「雷」も、子供から見たら、差は「毛が生えた」くらいの差で覚えやすい。
(雷が雨に田なのは、かみなりを稲妻といい、かみなりが多い年は豊作だったことと多少関係あるのかもしれない、などと今思った)
「皿」と「血」については、子供は「ハエがとまった」と言っている。
「大」と「犬」について、学校で「ハエがとまった」と教えたらしく(いい教え方だと思う)、
「皿」と「血」もハエが止まるか止まらないかの差だということだそうだ。
魚偏の漢字などは、大人から見てもとても面白いので、一緒に覚えようとしたところ、
常用漢字では「魚」「鯨」「鮮」のたった3つしかなかった。
せめて、「鰯」や「鮭」ぐらいあっても、すぐに覚えられるだろうに、ということで我が家では沢山覚える予定だ。
「空」と「穴」は一緒に覚えていた。本人が空の上部を「穴みたい」と気づいていた。
そうだ、それは「あなかんむり」だ。
親の方が失念していた。
漢字は分解すると、カタカナや別の簡単な漢字になるお陰で、小さい時から部首にふれさせた方が、沢山覚えられるかもしれない。
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もしかすると、すぐに覚えるかもしれないと、うっすらと期待している。
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